出雲市内には3千人以上が暮らすブラジル人を中心に、ベトナム人や中国人などさまざまな国籍の人々が暮らす。彼らの暮らしや活動を支える日本人の姿もある。外国人と日本人が関わり合い、お互いを知り、町は多様性を形作る。それぞれのステージで奮闘する人々を紹介する。

 テーブルにはビナグレッジ(トマトの付け合わせ)やフェイジョン(豆の煮込み料理)、アホス(ニンニク入りご飯)など、ブラジルの定番メニューが並ぶ。焼いたばかりの豚や鶏などジューシーな肉料理も食欲をそそる・・・続きは15日付本紙で。

出雲市平野町にある「出雲 パリーラ ステーキハウス」。ブラジル料理や肉料理が1人3850円(税込み)で食べ飲み放題で楽しめる。ビールの飲み放題は別途で3千円(税込み)が必要
店内の雰囲気。ルイス・カルロスさんが腕を振るう様子を間近で見ることができる
調理場にはルイスさん手作りのベーコンやソーセージがつるされている
分厚い肉をカットするルイスさん。ジューシーな香りが店内外を漂う
外はカリカリ、中はモッチリとした食感が特徴のニンニクパン。チーズやニンニク、オリーブオイル、塩を混ぜたものをパン生地に練り込んで焼いてあり、口の中で広がるニンニクの香りがさらに食欲をそそった
ブラジルでは主流のフェイジョン。現地の一般家庭では具材が豆のみだが、ここでは自家製ベーコンやソーセージも入れており、塩加減が絶妙だ 
にんにくの風味が効いたアホス
さっぱりとした味のビナグレッジ。トマトやタマネギ、セロリ、オリーブオイル、酢が入っている。酸っぱさは少なく、肉と一緒に食べると、肉の重量感が薄れてとても食べやすくなった
ルイスさん手作りのチーズとベーコンの串焼き。とろけたチーズが、ベーコンの薫製の香りと相まって口の中で広がる人気メニューだ
ブラジルではおやつ感覚で食べるという「ボリーニョ デ アホス」。ご飯やタマネギ、ベーコンなどを一緒に揚げた、日本のかき揚げに近い食べ物
ルイスさんが盛ってくれた牛肉や豚のソーセージの盛り合わせ。とてもボリューミーで、おいしかった

 

 

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