松江市島根町野波地区で伝統の奇祭「ガッチ祭り」が23日、3年ぶりに開催された。獅子や天狗の面をかぶった「ガッチ」と呼ばれる男衆が奇声を発しながら、わらで編んだ「シッボ」で住民たちをたたきながら練り歩く。

 普段は閑静な道が住民でいっぱいになり、怖がる子どもの泣き声と住民たちの笑い声であふれ、にぎやかな1日になった。

 3年ぶりの奇祭を写真で振り返る。
     (古瀬弘治)
 

ガッチに叩かれ、泣きじゃくる子ども=松江市島根町野波
わらで編んだ「シッポ」で住民をたたくガッチ=松江市島根町野波
子どもの頭に噛みつく獅子の面のガッチ=松江市島根町野波
地区を練り歩くガッチ=松江市島根町野波
地区を練り歩くガッチ=松江市島根町野波
逃げる若者たちを「シッボ」でたたくガッチ=松江市島根町野波
普段は閑静な地区も、祭りを見に来た住民でいっぱいになった=松江市島根町野波