島根県内外のよさこい踊り10団体のパフォーマンスと邑智郡3町の飲食を楽しむ「邑智郡グルメとよさこい祭り」が30日、邑南町矢上の香木の森公園で初めて開かれた。
邑南町のやまんばよさこい隊の日野原幸子隊長(69)が、各地のよさこい団体を招いたイベントを構想。3町などでつくる江の川流域広域観光連携推進協議会が、飲食も楽しめる催しとして主催した。
やまんばよさこい隊はシンガー・ソングライターのさだまさしさんが制作した町イメージソング「さくらほろほろ」のよさこい編で軽快な踊りを披露。矢上高校のよさこいチームはソーラン節で元気に舞った。益田、浜田、大田、出雲4市や飯南町、山口県の各団体も個性あふれる踊りで盛り上げた。最後は80人の踊り子全員で踊り、観客が拍手を送った。
会場では石見和牛肉の串焼きやイノシシ肉の煮込みなど3町の産品を使った料理も振る舞われた。企画した日野原隊長は「いつかやりたいと思っていた夢がかなった。各団体の踊りや衣装が楽しめ、やってよかった」と話した。
(糸賀淳也)