テープカットする子どもたち=出雲市渡橋町
テープカットする子どもたち=出雲市渡橋町

 台湾名物の夜市の文化を楽しめるイベント「台湾祭」が1日、出雲市渡橋町の出雲会館センターボウル駐車場で始まり、本場の台湾グルメや雑貨などを求める客でにぎわっている。3日まで。

 ネオン看板や赤い台湾ちょうちんが多数飾られた会場には本場の小籠包(ショウロンポウ)や魯肉飯(ルーローファン)、パイ生地のような食感の葱油餅(ツォンヨウビン)などを販売するキッチンカーが6台並び、それぞれに行列ができた。調味料やスナック菓子、キーホルダーなど土産品が買える台湾物販ブースや、足つぼマッサージもある。

台湾祭で大鶏排(タージーパイ)をほおばる子ども=出雲市渡橋町


 から揚げの大鶏排(タージーパイ)を食べた出雲市立神戸川小学校2年の亀山蒼空さん(7)は「熱かったけど、おいしかった。また来たい」と話した。

 総合建設業の今岡工業(今岡幹晴社長、出雲市塩冶神前2丁目)が創立80周年記念事業として、地域住民に楽しんでもらおうと開催した。午前11時から午後8時まで。入場無料。

(黒沢悠太)