漁に出た島根県海士町内の男性(79)の行方が分からなくなっている。

 1日午前0時50分ごろ、家族から「父親が船でイカ釣りに行ってから帰ってこない」との118番があった。

 隠岐海上保安署などが捜索し、1日早朝、沖合で男性が乗っていた船(全長約5メートル、0・4トン)を転覆した状態で見つけたが、男性の姿はなかった。現在も隠岐海上保安署などが捜索を続けている。男性は10月31日に出港したという。

 1日の現場海域は南西の風4メートル、波の高さ0・5メートルで、視界は良い。