【津和野】絵付けをしたジャンボカボチャ50個が、島根県津和野町後田の本町通りにある生花店の店頭を飾り、ハロウィーンムードを盛り上げている。10日ごろまで。
オーナーの山田絢さん(37)が9年前に始めた。使用しているカボチャは家畜の飼料用として栽培され、観賞用としても人気があるアトランティックジャイアントという品種で、直径30~50センチ、重さ10~30キロある。
最初はカボチャに目や口、鼻をくりぬいて顔の形にしていたが、日持ちが悪かったため、近年は人気アニメや魔女、お化けなどの絵付けをして並べている。絵付けをするのは通りがかった観光客や学生で、自由に描いてもらっている。
山田さんは「本町通りが活性化し、道行く人の心が楽しくなるように願っている。今後も続けたい」と笑顔で話した。
(青木和憲)