【出雲】観光名所の出雲日御碕灯台と、地元名物イカを関連付けた「灯台海鮮丼」の販売が31日、出雲市大社町日御碕の商店街で始まった。シロイカを主役に灯台をイメージしたオリジナル丼で、各店舗1日5食限定(1食1200~1650円)で昼に販売する。13日まで。
商店街の飲食店計5店舗が参加。仕入れ状況や店によって内容が一部異なるが、いずれも灯台をイカで表現した海鮮丼を提供。このうち、花房商店の海鮮丼はヒラマサやタイなど5種類の海産物を楽しめるのが特徴で、灯台の明かりはイクラ、灯台の麓はノリやネギ、青シソで表現した。
花房芳政店主(69)は「地元産の新鮮な魚を使っているので、ぜひ食べに来てほしい」と話した。
灯台周辺の観光振興につなげようと産官学の連携組織「海と日本プロジェクトinしまね」が主催。「灯台ウイーク」(1~8日)に合わせた取り組みで、出雲観光協会と日御碕土産物店組合が協力した。
(藤原康平)