第102回全国高校ラグビー大会島根県予選は3日、出雲市の県立浜山公園陸上競技場で決勝が行われ、石見智翠館が125-0で島根合同(出雲・松江高専・平田)を破った。32年連続32度目の優勝で、12月下旬から大阪府東大阪市の花園ラグビー場である全国大会への出場を決めた。
石見智翠館は前後半合わせて計19トライを挙げ、13年連続で3桁得点をマーク。後半は攻撃のギアを上げ、FWの大沢櫂らが計10トライを奪った。BK檜和田祐人はゴールキックを9本決めて勝利に貢献した。 (景山達登)
【写真特集①】石見智翠館が19トライの猛攻でV32 合同チームもトライに肉薄
【写真特集②】石見智翠館が19トライの猛攻でV32 合同チームもトライに肉薄
【評】攻守ともに力の差を見せつけた石見智翠館が3桁得点を挙げ、守備でも無失点に抑えた。
前半の立ち上がりはミスが目立ち、島根合同に攻め込まれる場面もあったが、FW杉田、大沢、BK細川の3選手がそれぞれ2トライずつを挙げ、主導権を握った。
後半はさらに攻勢を強め、この日三つ目のトライを奪った大沢を含め10選手がトライし、点差を広げた。BK檜和田は9本のゴールキックを決めた。
島根合同は体格差のある相手に果敢にタックルを仕掛け、...