島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１７日、５１２人、４０５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１６日確認分。鳥取で８０代の感染者１人が他の疾患で死亡し、累計死者数は９６人となった。クラスター（感染者集団）が島根で１件、鳥取で４件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別の内訳は出雲市１５６人、松江市１２３人、浜田市６２人、益田市３７人、安来市３０人、大田市２９人、雲南市２５人、江津市１６人、奥出雲町１３人、隠岐の島町７人、海士町５人、邑南町と西ノ島町各４人、津和野町１人。
新たなクラスターは松江市内の高齢者福祉施設１２人。県内のクラスターは累計７４１件となった。
安来市立小学校１校の１学級が関係者４人の感染判明を受け、１８日は学級閉鎖。関係者の感染に伴い大田市立保育所１カ所は１８～２１日を休園とする。
鳥取県の新規感染者の保健所管内別の内訳は鳥取市１５４人、米子１２８人、倉吉１２３人。クラスターは境港市の社会福祉施設２５人、米子市の高齢者福祉施設２カ所でそれぞれ１６人と６人、私立高校７人。クラスターは累計５２５件となった。
累計感染者数は島根９万７９１８人、鳥取７万４７１５人。確保病床使用率は島根（３８７床）が２１・４％、鳥取（３５１床）は２３・９％。宿泊療養は島根５人、鳥取３１人。重症者は島根１人で、鳥取はいない。
（清山遼太、福間崇広）
