島根県と鳥取県が18日、485人、441人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。17日確認分。島根で感染者2人が死亡し累計死者数108人、鳥取で16日に70代の感染者が他の疾患で死亡し累計死者数97人となった。クラスター(感染者集団)は島根で1件、鳥取で5件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別の内訳は松江市145人、出雲市122人、浜田市46人、益田市43人、大田市35人、安来市22人、雲南市17人、江津市15人、奥出雲町12人、隠岐の島町8人、邑南町7人、吉賀町4人、飯南町と海士町各3人、津和野町2人、川本町1人。新たなクラスターは出雲市内の医療機関18人で、県内のクラスターは累計742件となった。
関係者の感染確認に伴い出雲市立保育所1カ所が18日から当面、クラス閉鎖となった。
鳥取県の新規感染者の保健所管内別の内訳は鳥取市201人、米子148人、倉吉92人。クラスターは鳥取市の修立小学校20人、倉吉市の事業所20人、倉吉東高校17人、鳥取工業高校15人、鳥取東高校8人で、県内累計530件となった。
関係者の感染確認を受けて鳥取市の大正小学校は18~21日を学年閉鎖とした。
累計感染者数は島根9万8403人、鳥取は公表済みの1人を取り下げ7万5155人となった。確保病床使用率は島根(387床)が21・2%、鳥取(351床)は25・4%。宿泊療養は島根9人、鳥取32人。重症者は島根2人で、鳥取はいない。
(清山遼太、福間崇広)