JR東日本などが2021年度の地方路線の収支を公表した。足元では新型コロナウイルス禍による利用低迷は底を打ちつつあるが、抜本的な改善にはほど遠く路線網の維持は厳しい状況が続く。赤字路線の存廃を巡っては、国がJRと沿線自治体を仲介して協議の場を23年度にも設ける方針を打ち出しており、議論が本格化するのか注目される。

 24日ま...