大規模災害時に設置される災害ボランティアセンターの運営講習がこのほど、島根県邑南町山田の出羽公民館であった。町社会福祉協議会や町の職員、町民ら約60人がそれぞれの役割や被災者支援の考え方を学び、センター立ち上げ訓練にも取り組んだ。
全国で年間を通じて大規模災害が起きる中、島根県社会福祉協議会などが主催。日野ボランティア・ネットワーク(鳥取県日野町)の山下弘彦代表(56)が、被災者支援の前提として「何を頼んでいいか分からず声を上げられない人もいる。どうしたら『助けて』の声を出してくれるか考えることが必要」と説明した。
町内で豪雨災害が発生し家屋被害がある想定で、参加者は運営スタッフ役、ボランティア役、被災者役となってセンターの立ち上げ手順を確かめ、運営の流れの改善点を共有。邑南町阿須那の主婦森光美佐子さん(59)は「訓練を通してイメージが持てた。災害が起こった際にはこの経験を生かしたい」と話した。
(糸賀淳也)














