華やかなイルミネーションを楽しむ市民=出雲市今市町、出雲だんだん広場
華やかなイルミネーションを楽しむ市民=出雲市今市町、出雲だんだん広場

 出雲市今市町の市役所に隣接する出雲だんだん広場で26日、恒例のイルミネーションイベントが始まった。約3万5千球の発光ダイオード(LED)で幻想的な空間が演出され、訪れた人たちを楽しませている。来年1月8日まで、午後5~10時に点灯する。(黒沢悠太)

 広場には、青色や緑色の光に彩られた全長約6メートルのトンネル、フラフープで作った球体を組み上げた高さ約4メートルのツリーなどが設置された。日暮れとともに華やかな光が浮かび上がり、訪れた人がカメラやスマートフォンで写真に収めていた。

 家族4人で来場した長浜小学校4年の浅津桃子さん(10)は「トンネルがきれいで、通るのが楽しかった」と話した。

 イベントは、出雲商工会議所青年部と県電気工事工業組合青年部が、コロナ禍でストレスを抱える人を元気づけようと、2020年から実施。今年は市役所の東側にも光の装飾を設け、従来はクリスマスまでだった点灯期間を2週間延長した。