【松江】障害のある人が記録に挑むスポーツ大会が8日、松江市営陸上競技場(松江市上乃木10丁目)であり、車いすをジグザグに走らせるスラロームや100メートル走など、陸上競技14種目に参加した約50人が心地よい汗を流した。
島根県と県障害者スポーツ協会が主催。車いすのスラロームで参加者は、車体を器用に操り、白いポールは正面から、赤いポールはバックで通過して30メートルのタイムを競った。
ソフトボール投げで自身が持つ大会記録を更新した小村貴史さん(55)=出雲市高松町=は「毎日、筋肉トレーニングを続けてきた成果が出た」と、達成感をにじませた。
同大会は県内各地で11月末まで行われ、松江市内では6月にボッチャ競技がある。 (森みずき)