サンタ衣装を身にまとったペンギンと来園者ら=松江市大垣町、フォーゲルパーク
サンタ衣装を身にまとったペンギンと来園者ら=松江市大垣町、フォーゲルパーク

 山陰両県で前日から冷え込みが続き冬の訪れを実感させた1日、鳥と花をテーマとする松江フォーゲルパーク(松江市大垣町)で、ペンギンが赤いサンタの衣装を身にまとって園内を散歩した。毎年の恒例行事で25日まで1日2回歩き、クリスマスムードを高める。

 1日は日本海から流れ込む寒気の影響で、両県は真冬の寒さとなった。松江、鳥取両地方気象台によると午後5時時点で、島根県は出雲や大田など5地点、鳥取県は塩津、境など4地点で今季の最低気温を記録。横田(島根県奥出雲町)1・2度、赤名(同県飯南町)1・2度、茶屋(鳥取県日南町)氷点下0・2度、鳥取5・5度、松江5・8度だった。

 島根県内は2日も冷え込み、山間部を中心に所によって雪が降りやすくなる見込み。3日以降は中国大陸からの高気圧に覆われ気温が上がるという。

(山本貴子)