プロ野球ソフトバンクホークスの和田毅投手(41)が4日、出雲市矢野町の出雲ドームで開かれた第18回和田毅杯少年野球大会を観戦し、球児たちの熱戦に拍手を送った。
【当時の紙面で振り返る】日米通算150勝 ソフトバンクホークス 和田毅投手の歩み
大会は子どもたちに夢を与えようと和田投手が出雲市に寄付金を送り、市などが2005年から開く。
各予選を勝ち抜いた16チームが出場し、11月26日からトーナメント戦を展開。決勝では佐世野球スポーツ少年団が神戸川スポーツ少年団野球クラブを6ー3で下し、初優勝した。
準決勝と決勝を観戦した和田投手は閉会式で「素晴らしい試合だった。全力プレーで見ていて気持ちよかった」とあいさつ。決勝を戦った選手一人一人にメダルをかけ、グータッチを交わした。
共に最優秀選手賞に選ばれた佐世スポ少の投手・加納来晴さん(12)は「和田選手に『ナイスピッチング』と褒められて自信がついた」と喜び、石原勇和(はやと)主将(12)は「和田選手みたいなプロ野球選手になりたい」と目を輝かせた。