フジドリームエアラインズ(FDA)が出雲空港と結ぶ仙台、名古屋各市の観光キャラバン隊は9日、松江市殿町の山陰中央新報社を相次いで訪れ、地域の魅力をアピールして来訪を促した。
仙台からは、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」のメンバーらが訪れた。松江松平藩7代藩主・松平治郷(はるさと)(号・不昧(ふまい))が伊達家から正室を迎えた結び付きを紹介し、武将隊の支倉常長氏は「今の季節は名物のセリ鍋が本当においしい。セリの根と葉をゆでて味わってほしい」と薦めた。
名古屋からは、名古屋城で演武する「徳川家康と服部半蔵忍者隊」のメンバーらが来社。名古屋市に隣接する愛知県長久手市で11月に開館したジブリパークに触れ、忍者隊の凛さんは「パーク付近にもアニメのオブジェが飾られ、散歩しながらジブリ作品の世界に浸れる」と話した。
FDAの仙台便は1日1往復便、名古屋便は1日2往復便が就航している。
(佐貫公哉)