鳥取県警が県内の高速道路で、持ち運び可能な速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)の運用を始めた。高速走行により重大事故が発生しやすいため、道幅の狭い通学路や生活道に限った運用を拡大。事故抑止と法定速度の順守につなげる。
オービスはレーザーで車両の速度を測定し、規定速度を上回った車両を撮影する。撮影時は強く発光し、速度違反者には後日、電話などで通知する。
可搬式オービスは本体が幅27センチ、高さ27・5センチ、奥行き40センチの箱形で、同じ形状のストロボが上段に付く。三脚の上に設置し、破壊や盗難などを防ぐため警察官1~2人が付近にいる状態で使用するという。整備費約1千万円をかけ2021年7月に導入。22年11月末までに市道などで60回使用し、90件を摘発した。
高速道路では、5日に鳥取市本高の山陰道鳥取西道路で初運用。今後、米子道でも使う方針だ。交通指導課の小椋克久次席は「これまで死亡事故や重体事故が発生した区間を中心に使いたい」と話した。
今年の交通事故による死者は14人で、うち5人が高速道路での事故で亡くなった。
(岸本久瑠人)













