鳥取市議会全員協議会で自らの進退について述べる雲坂衛議員(中央)=16日 鳥取市幸町、本会議場
鳥取市議会全員協議会で自らの進退について述べる雲坂衛議員(中央)=16日 鳥取市幸町、本会議場

 鳥取市議会(定数32)は28日、本会議を開き、妻への傷害の罪で略式起訴され、罰金50万円の略式命令を受けた雲坂衛議員(42)=3期=に対する議員辞職勧告決議案を、賛成多数で可決した。法的拘束力はないが、市議会として速やかな辞職を求める意思を示した。

 議長と欠席した雲坂議員を除く30人で採決し、賛成26、反対4。決議は「女性に対するドメスティックバイオレンスは決して許されるものではなく、まさに人権問題である」と批判。「議員職にとどまることは、市民感情からして許されるものではない」とした。市議会事務局によると、議員への辞職勧告決議案が可決されるのは、把握している限り平成以降では初めて。

 雲坂議員は16日の市議会全員協議会で議員活動を続ける意思を表明し、多くの議員から反発の声が出た。2カ月の病気療養を理由に12月定例市議会は初日の19日から欠席し、最終日の28日も姿を見せなかった。
      (福間崇広)