展示されているアイゴとウサギニベに見入る親子=出雲市園町、島根県立宍道湖自然館ゴビウス
展示されているアイゴとウサギニベに見入る親子=出雲市園町、島根県立宍道湖自然館ゴビウス

 【出雲】新春恒例の干支(えと)にちなんだ企画展が出雲市園町の島根県立宍道湖自然館ゴビウスで開かれ、名前にウサギがつくウサギニベなど4種類の海の生き物が来館者の目を引いている。23日まで。

 おちょぼ口で顔が似ていることから英語名で「ラビットフィッシュ」と呼ばれるアイゴ(体長約10センチ)のほか、ウサギの耳のように立った背びれが特徴のウサギニベ(同約8センチ)や泥の上を跳ねて移動するトビハゼ(同約6センチ)といった約50匹を展示している。

 ぴょんぴょんと泳ぎ、赤い目を持つマンジュウイシモチ(同約5センチ)に見入っていた松江市学園南2丁目の是津(ぜっつ)海結(みゆ)さん(9)は「本当にウサギみたいでかわいい」と笑顔だった。

 入場料は一般500円、小中・高校生200円、未就学児は無料。火曜日は休館。 (佐野翔一)