【出雲】出雲市内の園児による「ちびっこ大相撲大会新春場所」が14日、出雲市大社町北荒木のカミアリーナであり、園児40人が笑顔あり悔し涙ありの真剣勝負を繰り広げた。
相撲を通じて心身を鍛えてもらおうと、社会福祉法人・浜山福祉会が運営する3保育園が年3回の場所を開催。今回は浜山保育園、浜山あおい保育園の年長児が出場し、5人一組の団体戦と個人戦で競った。
思い思いのしこ名を付けて土俵に上がった園児は、ほかの園児からの「がんばーれ」の声援を受け、負けん気を前面に相手とぶつかり、負けると悔し泣きした。土俵を囲んだ保護者も手をたたいて応援した。
個人戦の重量級で優勝した英風(はなかぜ)こと矢野英(はな)ちゃん(6)は「ずっと優勝したかった。優勝できて楽しかった」と話し、中量級優勝の楓斗風(ふうとかぜ)こと中島楓斗ちゃん(6)は「お父さんと家で取組をして練習した。2回目の優勝でうれしい」と喜んだ。
(松本直也)