山陰両県に出先機関を持つ企業49社でつくる「SUN-INぶらんち会」の2022年度第5回定例会が19日、松江市内で開かれた。「夢を実現できるまち 誇れるまち 松江」と題した同市の上定昭仁市長の講演があり、34社34人が市政に理解を深めた。
上定市長は、市政運営の最上位計画「総合計画」(2022~29年度)について、市民約2千人の意見を聞いて策定したとし、「夢が実現できるまちだと子どもたちが思える計画にした」と説明。
伝統文化に触れ、工芸体験が楽しめる「職人商店街」などの取り組みを盛り込んだほか、市民一人一人の集合体がまちをつくるということを明確にする工夫として、計画を読んだ人が自身の「チャレンジ」を書く欄も設けたとした。
(片山皓平)