島根県と鳥取県が25日、595人、567人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。24日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で2件、鳥取で5件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市180人、松江市149人、浜田市61人、雲南市30人、益田市27人、大田市21人、吉賀町20人、安来市19人、邑南町11人、海士町9人、江津市と奥出雲町で各8人、隠岐の島町4人、津和野町2人、川本町1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が45人だった。
クラスターは、出雲市の高齢者福祉施設で5人、松江市の社会福祉施設で25人が感染。県内の累計は1044件となった。
関係者の感染で松江市立小4校が学級閉鎖。雲南市立小1校が学年閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市240人、米子182人、倉吉145人。
クラスターは、西伯郡の高齢者福祉施設で15人、米子市の私立高校で11人、保育所で7人、医療機関で6人、鳥取市の高齢者福祉施設で9人が感染。累計は828件となった。
累計感染者数は島根15万7748人、鳥取13万2822人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計474床)49・4%、鳥取(確保病床351床)37・0%。宿泊療養は島根7人、鳥取13人。重症者は両県ともいない。
(青山和佳乃、岸本久瑠人)