多目的トイレに生理用品を設置する職員=松江市学園南1丁目、市総合体育館
多目的トイレに生理用品を設置する職員=松江市学園南1丁目、市総合体育館

 女性に優しいまちを目指し、松江市が1日、市内の公共施設3カ所のトイレに無料で利用できる生理用品の試験設置を始めた。新型コロナウイルス禍などで経済的理由から生理用品を買えない「生理の貧困」の問題解決につなげる。

 市議会で議員から提案があったことを受けた取り組み。学校や公共施設に無料で生理用品を提供するイギリス発祥のチャリティー団体の日本支部「レッドボックスジャパン」(東京都)の協力を得た。

 幅広い年代が使う総合体育館(学園南1丁目)、市民活動センター(白潟本町)、保健福祉総合センター(乃白町)の女性用トイレと多目的トイレの一部個室に、生理用品の入った箱を設置。今後は利用者アンケートを参考に、改善点や設置場所拡大などを探る。

 市人権男女共同参画課の長廻達也課長は「官民連携による設置は山陰両県の自治体で初めて。生理の貧困問題で困っている女性を支援したい」と話した。
      (片山大輔)