島根県内の温泉や食に、エステなどの体験を組み合わせた「美肌ウェルネスツーリズム」のツアー商品が5月にも発売される。県が化粧品大手のポーラ・オルビスホールディングス(東京都)、ANAホールディングス(同)と3者で販売に向けた連携協定を締結した。「美肌県しまね」で心身ともに美しくなるプランとして売り出す。

 美肌ウェルネスツーリズムは、ポーラが2019年に開催された内閣府主催のビジネスアイデアコンテストで提案し、ANAホールディングス賞を受賞。ポーラの「ニッポン美肌県グランプリ」で実績のある島根を実現の地に選んだ。

 ツアーは2泊3日の予定で、1日目から順に体の老廃物を排出する「デトックス」、森林セラピーなどの体験を通じた「(心身を)満たす」、新しい自分の「発見」といったテーマを設定。ポーラによる肌カウンセリングやエステ体験も組み込む。

 全日空の羽田便で米子、萩・石見空港の利用を想定し、販売価格は未定。

 連携協定の調印式がオンラインでこのほど行われ、丸山達也知事は「ポーラとANAの力を借り、美肌観光のさらなる飛躍につなげたい」と意気込んだ。

 県は体験型コンテンツの紹介や県内事業者との調整を担う。美肌観光を推進するため、宿泊事業者向けには美肌をテーマとした宿泊プラン作りや施設整備にかかる経費の一部を補助。6事業所が採択され、美肌メニューの開発やエステが受けられる客室、貸し切り風呂の設置などを実施している。  (藤本ちあき)