第四章(五十七) 智子
晴香が部屋の奥に向かって手を上げた。
若いスタッフが赤い椿皿に真っ白な餅を載せたものを運んできた。紅白の彩りがたいそう福々しい。
「...
第四章(五十七) 智子
晴香が部屋の奥に向かって手を上げた。
若いスタッフが赤い椿皿に真っ白な餅を載せたものを運んできた。紅白の彩りがたいそう福々しい。
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