インドネシア・バリ島マス村と友好交流する島根県美郷町が同町信喜の江の川左岸に、「ジュクン」と呼ばれるバリ伝統のカヌーをイメージした外観の艇庫を建設する。合併前の旧邑智町が1991年にカヌー博物館を開設した際、マス村のカヌー職人を招きジュクン製作を実演。交流の契機となり、ゆかりが深い。

「ビッグボス」を知ってる?バリ島・マス村の村長にインタビュー 交流20年、美郷町への熱い思い(Sデジオリジナル記事)

 艇庫は2025年の全国高校総体(インターハイ)や30年の国民スポーツ大会のカヌー競技で使われるほか、島根中央高校や邑智中学校のカヌー部の練習拠点となる。

 敷地面積約3500平方メートル、...