寄贈図書の目録を受け取る足羽英樹教育長(中央)。左は山陰中央新報社の福間崇広鳥取総局長、右は山陰中央テレビジョン放送の佐藤成興鳥取総局鳥取統括支社長=鳥取市東町1丁目、県庁
寄贈図書の目録を受け取る足羽英樹教育長(中央)。左は山陰中央新報社の福間崇広鳥取総局長、右は山陰中央テレビジョン放送の佐藤成興鳥取総局鳥取統括支社長=鳥取市東町1丁目、県庁

 子どもたちの交通安全や健全育成に取り組む「黄色い手帳運動」(山陰中央新報社、山陰中央テレビジョン放送主唱、協賛43社・団体)の推進協力会が14日、鳥取県教育委員会に児童図書100冊を贈った。県内の小学校10校で、読書力の向上に役立てられる。

 鳥取市東町1丁目の県庁であった贈呈式で、足羽英樹教育長に、山陰中央新報社の福間崇広鳥取総局長と山陰中央テレビジョン放送の佐藤成興鳥取総局鳥取統括支社長が目録を手渡した。足羽教育長は「子どもたちの思考力、判断力、表現力につなげていけるようにしたい」と話した。

 1975年にスタートした運動で、図書の寄贈は22回目。取り組みの柱としてこのほか、小学生の交通安全のため新1年生に交通傷害共済付きの黄色い手帳を配布している。(福間崇広)