島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が24日、113人、96人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。23日確認分。島根で感染者2人が死亡し、累計死者数は299人となった。新たなクラスター(感染者集団)が両県で1件ずつ発生した。

 【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市41人、松江市40人、浜田市10人、隠岐の島町5人、益田市、雲南市各3人、大田市、奥出雲町各1人。ほかに9人が医療機関を受診せず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。

 クラスターは松江市内の高齢者福祉施設6人で、県内のクラスター発生は累計1130件。

 鳥取県で、保健所管内別の新規感染者の内訳は鳥取市39人、米子38人、倉吉19人。クラスターは米子市の医療機関12人で、県内では累計897件となった。

 累計感染者数は島根16万8120人、鳥取14万1568人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計257床)が10・1%、鳥取(確保病床351床)は8・3%。宿泊療養は鳥取1人、重症者は島根1人。
 (清山遼太、吉金亮太)