島根県内の児童生徒の学力低迷が問題となっている。小学5年~中学2年が対象の2022年度県学力調査は中学1年以外の全学年、全教科で平均正答率が全国平均(推計値)を下回った。深刻なのは子どもの家庭学習時間が減少し、スマートフォンの使用時間が増加の一途をたどる実態。改善へ県教育委員会は、学校の授業と家庭学習を連動させるよう各校に促すが有効策を打ち出せていない。 (清山遼太)

■7時間近く視聴

 「使ってはいけない訳ではないが、ずっとスマホ漬けの...