島根県と鳥取県が29日、66人、80人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で1件発生した。

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市23人、松江市20人、浜田市6人、益田市と大田市各4人、隠岐の島町3人、安来市2人、江津市と雲南市、奥出雲町各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は1人だった。

 新たなクラスターは松江市内の高齢者福祉施設で、5人の感染を確認。累計1132件になった。

 鳥取県分で、保健所管内別の内訳は、鳥取市40人、倉吉20人、米子20人。

 累計感染者数は、島根が公表済みの感染者7人を取り下げ16万8398人、鳥取が14万1855人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計252床)12・7%、鳥取(確保病床351床)5・4%。宿泊療養は両県ともなく重症者は島根1人。

 (清山遼太、福間崇広)