点灯された竹灯籠。大学や学友への感謝を込めた
点灯された竹灯籠。大学や学友への感謝を込めた

 19日の島根大松江キャンパス(松江市西川津町)の卒業式を控え、教育学部4年の水津智翔さん(22)が、大学近くの公園に竹灯籠を並べて点灯させた。新型コロナウイルス禍で学友との触れ合いが制限され、卒業式も規模縮小となる中、大学や学友への感謝の気持ちを表した。

 水津さんは益田市出身で小学校教員を志し、同大に進んだ。最も重要な教員採用試験に向けて同級生で集まり、励まし合いながら勉強したかったが、コロナの影響で難しかった。自身を含めて4月から各地に散る友人も多く、「みんなの頑張るきっかけにしたい」と竹灯籠点灯を企画した。

 学友や知人の協力を得て、「しまだい ありがとう」とのメッセージや花柄の模様を彫った竹灯籠80個近くを、14日に松江市学園2丁目の菅田公園に並べ、点灯した。

 見物に訪れた同大生物資源科学部4年の永瀬友真さん(22)は「最後の1年はあっという間だった。県内外の人から刺激をもらい視野が広がった」と4年間を振り返った。

 松江キャンパス卒業式は卒業生1214人のうち、各学部、研究科から12人の代表者のみが出席し、式典の様子をオンラインで配信する。出雲キャンパスでは15日に卒業式を終えた。 (森みずき)