島根県と鳥取県が10日、21人、18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日確認分。島根で感染者1人が死亡し、累計死者数が301人となった。また、島根で新たなクラスター(感染者集団)が1件発生した。
島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は雲南市6人、松江市5人、出雲市、安来市各2人、浜田市、大田市、西ノ島町、隠岐の島町各1人。ほかに2人が医療機関を受診せず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。
クラスターは雲南保健所管内の障害者福祉施設6人で、県内のクラスターは累計1137件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市7人、米子9人、倉吉2人だった。
累計感染者数は島根16万8927人、鳥取14万2491人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計240床)が4・6%、鳥取(確保病床351床)は6・6%。宿泊療養は島根1人、鳥取7人。重症者は両県ともいない。
(清山遼太、吉金亮太)