エフエム山陰の4月のツキ押しワールドポップス、洋楽のラジオパワープレイは「ミラクル feat. エリー・ゴールディング」という楽曲だ。
ユーチューブの総再生回数145億回を誇り、ダンス・ミュージック界の重鎮でありながらスーパー・ポップス・プロデューサーとして、ダンスシーンの第一線で圧倒的人気を誇るカルヴィン・ハリスの新曲である。
今作は日本でも圧倒的な人気を誇る「アイ・ニード・ユア・ラブ」と「アウトサイド」に続くカルヴィンとエリーの3作目のシングルであり、前作の「ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.2」の曲調とは異なるトランスシーンをにぎわせるような仕上がりで、今夏を代表するサマー・アンセムとなりそうだ。
私はトランスミュージックがあまり得意ではない。どうしてもどこか古さを感じてしまうのだが、この作品にはどこか春の桜が舞うような和のテイストが含まれていて不思議と心地良い。
エフエム山陰のパワープレイにトランスミュージックが選ばれることはない。新年度の船出に新しいアプローチとして面白いのでは?とひそかに思っている。
(エフエム山陰 高田リオン)
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