山陰中央新報社のビジネス講座「ニュースペーパープラス」が20日、松江市西津田3丁目の島根トヨペット松江店であった。新入社員ら若手社員8人が、仕事に役立つ新聞の読み方を新聞社の清水由紀子NIB担当から学んだ。
受講者は、見出しの役割や結論から先に書く記事のスタイルなど、伝えることを重視した新聞の特長に加え、1面から見出しとリードを拾い読みする「朝10分で世の中をつかむ新聞の読み方」の説明を聞いた。実際に読み方を意識して1面から終面まで目を通し、気になった記事を切り抜いて自分の考えを書くスクラップ体験を行った。
ニュースペーパープラスは、新聞を読むことを通して仕事に必要な能力を磨く出前講座。受講者には事前1週間と事後1カ月間、本紙が配達される。島根トヨペットは、社員が地域の情報を幅広く知り、仕事に生かせるようにと初めて研修に取り入れた。
磯田康史朗さん(20) 新聞はたまに読んでいたが、改めていいものだと思った。テレビなどと違い、いつでも読み返せるところがいいと思う。
鈴木雄大さん(22) たくさんの文字を読むのが苦手だったが、触れてみて新聞の言葉遣いやニュースの深さを感じ、興味が湧いた。顧客との話題にできるよう、今後も読みたい。
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