第５０期山陰アマ将棋名人位決定戦兼両県対抗戦（日本将棋連盟島根県９支部、同鳥取県４支部、山陰中央新報社主催）の組み合わせ抽選会が２６日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、両県７地区代表１６人の顔合わせが決まった。大会は５月２１日、松江市比津町の法吉公民館である。

　抽選会は島根支部の岩﨑正彦支部長、鳥取県西部支部の加藤信之副支部長がくじを引いた。

　１回戦の好カードは、４連覇を狙う塩見晴義さん（３１）＝米子市東福原８丁目、会社員＝と、名人位３期獲得の山内博文さん（４５）＝大田市波根町、公務員＝の一戦。前期準優勝の橋嵜卓万さん（２４）＝鳥取県湯梨浜町田後、保育士＝と出場１０度目の今西一仁さん（３７）＝松江市西川津町、公務員＝の対戦も実力伯仲の好勝負が期待される。

　同世代の渡部哲大さん（３２）＝出雲市、会社員＝と松本英樹さん（３２）＝鳥取市寿町、公務員＝の若手対決も注目される。

　両県対抗戦は１回戦の勝敗数の争い。過去４７回（第４７、４８期は新型コロナウイルス禍の影響で中止）の戦績は、島根が通算２５勝１３敗９分けとリードしている。（勝部浩文）