島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県、鳥取県は28日、32人、79人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。27日確認分。鳥取県で、集団感染事例(7日間で5人以上確認)が2件あった。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市17人、安来市4人、出雲市3人、浜田市、益田市、大田市、邑南町、吉賀町各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録したのは3人だった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子46人、倉吉25人、鳥取市8人。クラスター認定に代え、高齢者施設や学校の報告を基に公表している集団感染事例は、米子市の医療機関2カ所でそれぞれ6人と7人が報告された。

 累計感染者数は島根が16万9550人、鳥取が公表済みの1件の取り下げがあり、14万3354人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計229床)1・7%、鳥取(確保病床351床)5・7%。宿泊療養は島根が2人、鳥取が1人、重症者は両県ともにいない。 (中島諒、福間崇広)