島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県は29日、32人、69人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日確認分。鳥取で集団感染事例が2件あった。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市12人、出雲市7人、隠岐の島町5人、西ノ島町3人、安来市、雲南市、大田市各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録したのは2人だった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子38人、倉吉19人、鳥取市12人。高齢者施設や小中学校などの報告を基に公表している集団感染事例は、西伯郡の保育所で11人、倉吉市の高齢者福祉施設で8人が報告された。

 累計感染者数は島根が16万9582人、鳥取が14万3423人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計229床)1・7%、鳥取(確保病床351床)5・7%。宿泊療養は島根が2人、鳥取が1人。重症者は両県ともいない。 (石倉俊直)