「第3回MASUDA(ますだ)石見神楽ウイーク」が14~21日、益田市内で開かれる。神楽衣装での街頭見守りや神楽の歴史をテーマにしたシンポジウム、3社中の合同公演など多彩なイベントを通して、日本遺産にも認定された石見神楽の世界を市内外に紹介する。
市が2021年に制定した「石見神楽の日」(5月20日)にちなみ、神楽社中のメンバーや観光業関係者らでつくるMasuda石見神楽Week実行委員会が開く。
神楽ウイークは14日午前10時、島根県芸術文化センター・グラントワ(有明町)で開幕。益田東高校神楽部が演目「十羅」を披露した後、市内の神楽社中メンバーが衣装姿でキヌヤ益田ショッピングセンター(常盤町)までの約600メートルを練り歩く。11時から約1時間、キヌヤで記念撮影もある。
20日は午後1時半にEAGA(駅前町)で「益田の石見神楽の歴史と変遷」をテーマにシンポジウムを開催。21日は正午からグラントワで市内3社中が計4演目を披露する。21日の公演以外は無料。
期間中は市役所やカーディーラーなどで衣装を展示するほか、15~20日はゆめタウン益田(高津7丁目)で園児の神楽塗り絵を展示する。
15~19日の朝は衣装を着た社中メンバーが市内の小学校近くの通学路や交差点に立って、見守りやあいさつ運動を行う。