バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックの監督や選手が18日、松江市内でシーズン終了報告会見を行った。B1通算5季目の今季は、レギュラーシーズン最多勝利数や連勝記録を更新し、2季連続でチャンピオンシップ(CS)に出場。主将の安藤誓哉は「次につながるいいシーズンだった」と振り返った。
【詳報】スサマジ シーズン終了会見 各選手のコメント
ポール・ヘナレ監督体制2季目の今季は、昨季から9選手が残り、谷口大智、津山尚大の2選手が加入。レギュラーシーズンで48勝(12敗)を挙げ、1月から4月にかけては18連勝を成し遂げた。
ヘナレ監督は印象に残った試合を73ー82で敗れた新潟戦との開幕戦とした上で「不本意だが、負けることによって教訓が得られた。気を引き締めないといけないという学びになった試合」と振り返った。安藤は、ヘナレ監督らがベンチ入りできない中で87ー65で勝利した広島とのホーム最終戦を挙げ「首脳陣がそろわない中、チームで戦うということをもう一度学べた試合だった」とした。
今季のレギュラーシーズンでは、24クラブ中14位となる1試合平均3173人が来場。CS準々決勝第3戦には、ホーム戦史上最多となる4486人が訪れるなど観客動員も好調だった。ヘナレ監督は「選手たちの頑張り、競争心、戦いを多くの観客に見ていただけたからだと自負している。戦い方を維持し、基準値を引き上げることが今後も重要だ」と語った。 (景山達登)













