展示された作品に見入る来場者=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール
展示された作品に見入る来場者=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール

 【松江】環境デザイナー松本修宗(おさむ)さん(70)=松江市東津田町=が講師を務める水彩画教室の作品展が松江市東朝日町の中国電力ふれあいホールで開かれ、身近な風景を描いた30点が来場者を楽しませている。6月4日まで。

 乃木と伊勢宮の2カ所で開く教室に通う30~80代の15人が出品。会場には生徒が訪れた嫁ケ島や玉湯川の桜並木といったなじみの景色が優しい色合いで描かれている。このうち福井真弓さんの「宍道湖畔」は、きらきらと揺れるように輝く水面を細かく、柔らかいタッチで表現した。

 鑑賞した松江市津田町の吾郷甲さん(66)は「松本先生のテクニックを受け継ぎながら描いた人の印象が作品にしっかり表現されている」と話した。

 午前10時~午後5時。月、火曜休館。

      (金津理子)