築年数の長いマンションの建て替えや修繕の円滑化に向け、法制審議会(法相の諮問機関)の部会が所有者の決議要件を緩和する案を打ち出した。老朽化と住人の高齢化という「二つの老い」を抱え、合意形成に難航する管理組合は期待を寄せる。専門家は「出口がない状態が改善される」とする一方、少数反対...