第41回全日本トライアスロン皆生大会(皆生トライアスロン協会主催、鳥取県観光連盟、米子市観光協会、山陰信販、皆生温泉旅館組合など共催、山陰中央新報社など後援)が16日、日本のトライアスロン発祥の地・米子市を含む鳥取県西部2市4町村を巡る、総距離183キロコースであった。総勢1078人が気温35度超の猛暑の中、スイム、バイク、ランの「鉄人レース」を繰り広げた。
参加の内訳は個人の部931人、リレー部147人。新型コロナウイルス禍の影響で2020、21年は中止、22年は短縮コースだったため、19年以来、4年ぶりに通常規模で、応援の制限もなく行われた。
最初のスイムは午前7時と、5分後の2グループに分かれ、米子市の皆生プレイパーク海岸をスタート。力泳を終えると、自転車にまたがり最も過酷な大山山麓の山岳コースへ。最後のランは境港市の夢みなと公園を折り返し、どらドラパーク米子陸上競技場でゴール。それぞれ声援も背に体力の限界に挑んだ。
(山根行雄)