島根、鳥取両県が19日、定点医療機関で10~16日に報告された新型コロナウイルスの感染者は島根332人、鳥取368人で、1定点当たりは島根8・74人、鳥取12・69人だったと発表した。前週比で島根1・95人、鳥取0・72人、それぞれ増加。島根の保健所管内別の定点当たりの感染者は県央が13・33人、松江が12・55人と二つの管内で10人を超えており、拡大が目立っている。
島根の管内別の内訳は、松江(定点医療機関11)138人、出雲(9)68人、県央(3)40人、浜田(5)38人、益田(5)30人、雲南(3)13人、隠岐(2)5人。病床(即応病床とコロナ患者が入院する一般病床の合計200床)使用率は17日時点で50・5%。重症者は1人。
鳥取の管内別の内訳は、米子(定点医療機関11)191人、鳥取市(12)106人、倉吉(6)71人。定点当たりでは、米子が17・36人、倉吉が11・83人と、先週に引き続き10人を超え、県が独自に定めた「注意レベル」(1週間で定点当たり10人以上)となっている。
(中島諒)