ショッピングセンターの舞台裏を子どもたちが取材する新聞教室が22日、松江市東朝日町のイオンスタイル松江であった。小学生3人が記者として売り場やバックヤードを巡り、環境への配慮や企業の思いを探った。23日も。
生鮮食品売り場では、無農薬野菜をはじめ、養殖魚や天然魚のコーナーで環境負荷や資源保護の厳しい基準に合格した商品について聞いた。担当の新川治起課長は「お客様に安心安全に食べられるものを提供するのが使命」と説明した。衣料品や文房具売り場も訪れ、再生資源から作られた商品やリサイクルの取り組みについて理解を深めた。
6日に導入された、スマートフォンや専用端末を使って買い物をしながら自分で会計ができる「レジゴー」も体験取材した。
島根大付属小2年の大西波瑠君(8)は「どの売り場も環境に気遣っていてびっくりした。これからはそういう商品を意識して買いたい」と話した。
新聞教室は山陰中央新報社主催、イオンリテール協賛の「第12回しまね小中学生新聞コンクール」関連イベントとして企画。8月はイオンモール出雲である。
(清水由紀子)