2日午前8時40分ごろ、鳥取県江府町江尾のJR伯備線江尾駅構内で、行き違いのため停車中の東京発出雲市行き寝台特急サンライズ出雲の運転士が、陸橋に取り付けてあるアクリル板1枚の一部がホームに落下しているのを見つけた。破損状況から故意に壊された可能性があり、JR西日本米子支社は黒坂署に被害届を出した。

 同支社によると、落下していた一部は縦70センチ、横50センチ、厚さ2ミリの大きさで、重さは約0・9キロ。破片の一部は線路上に落ちていた。陸橋壁面に採光のため設置され、運転士が発見するまで異常は認められていない。乗客約30人にけがはなかった。同駅は無人駅。