バンカーショットの練習をする選手＝大山平原ゴルフクラブ
「山陰ご縁むす美レディース」の開幕を前に、会場の大山平原ゴルフクラブで２９日、公式練習があった。出場選手のうち６９人が実際にコースを回り、フェアウエーやラフの状態を確かめた。
レギュラーツアーの難易度に近づけるため、今大会ではラフの深さを前回大会の２倍に相当する９０ミリに調整。ラフに入れないためのコントロールがより重要となることもあり、練習では選手が一打一打確かめるように丁寧に打っていた。
ステップアップツアー賞金ランキングトップのウーチャイェン（Ｈｏｎ Ｈａｉ Ｆｏｘｃｏｎｎ）は「初めて回ったが難しいコース。フェアウエーキープに気をつけて、上位に入れるように頑張る」と意気込んだ。
２０１４年にあった前身大会で優勝した北村響（クリヤマホールディングス）は「ティーショットのコントロールやマネジメントを考えながら練習した。コースに合わせ、細かく刻む打球で臨みたい」と話した。（中村和磨）
