13㌔ランで一斉にスタートを切る参加者=江津市桜江町長谷、温泉リゾート施設「風の国」
13㌔ランで一斉にスタートを切る参加者=江津市桜江町長谷、温泉リゾート施設「風の国」

 【江津】江津市桜江町長谷の温泉リゾート施設「風の国」の発着点とする第27回ピクニックラン桜江が10日、同町内で開かれた。ラン、ウオーキングの計3部門に、島根県内外の園児から80代まで約640人が参加。残暑の中、山あいの起伏のあるコースですがすがしい汗を流した。

 高低差200メートルもある施設周辺の舗装道を巡るコースで、ランは20キロ、13キロ、ウオーキングは13キロで実施。地元住民が沿道から声援を送り、ボランティア150人が給水所で水や果物を手渡した。

 13キロランを完走した桜江小学校6年の村岡凜桜さん(12)は「坂が多くてきつかったけれど、きれいな山と川の近くを通るコースで気持ち良かった」と笑顔を見せた。

 新型コロナウイルス禍で4年ぶりの開催。町商工会などでつくる実行委員会の森下勝義実行委員長(78)は「自然豊かな町の魅力を全国に伝える貴重な機会として継続していきたい」と話した。(村上栄太郎)