多肉植物の寄せ植えを撮影して楽しむ夫婦=鳥取県南部町鶴田、とっとり花回廊
多肉植物の寄せ植えを撮影して楽しむ夫婦=鳥取県南部町鶴田、とっとり花回廊

 鳥取県南部町鶴田のとっとり花回廊で16日、サボテン、ベンケイソウなど約100種類の多肉植物が楽しめる展示「多肉植物パラダイス」が始まった。葉の膨らみ方、緑や赤などの色にも個性がある多肉植物の魅力に着目した初めての企画で、家族連れや愛好家が写真に収めながら楽しんでいる。10月9日まで。

 同じ緑でも種類によって濃淡があるサボテン、葉が膨らんだベンケイソウ、茎と葉が合わさった半球状の塊が連なるメセンなどを鉢やかごなどに入れた寄せ植えにし、入り口そばの西館テラスで展示。

 6種類の寄せ植えが体験できるワークショップ、普段は扱っていない多肉植物の鉢植えの販売もある。

 夫婦で訪れた安来市月坂町の調理師宇山明美さん(58)は「一つの寄せ植えの中にさまざまな種類があり、見ていて楽しい」と話し、ワークショップに参加した米子市米原7丁目の会社員本庄教真(かずま)さん(33)は「満足いくものができ、とても楽しかった」と話した。

 午前9時~午後5時。入場料は大人800円、小・中学生400円。(中村和磨)