ゴールに向かって全力疾走する出場者=雲南市大東町養賀、大東ふれあい運動場陸上競技場
ゴールに向かって全力疾走する出場者=雲南市大東町養賀、大東ふれあい運動場陸上競技場

 【雲南】50メートルを全力で走る「ダッシュ王選手権」が24日、雲南市大東町養賀の大東ふれあい運動場陸上競技場であった。市内外から3~76歳の29人が出場し、健脚を競った。

 陸上に親しみ、体力をつけてもらおうと、大東陸上競技大会実行委員会が50メートルのタイムトライアルを初めて企画した。写真判定装置を使ってタイムを計測する。参加者には名前とタイムが記載された記録証が渡される。

 出場者はスタートの合図で飛び出すと、強い向かい風の中、ぐんぐんスピードを上げて、50メートル先のゴールを目指した。

 松江市の乃木小学校6年、稲村晃(ひかる)君(12)は「楽しかった」と笑顔を見せていた。島根県飯南町の頓原小学校3年の松元龍義君(9)は「ちょっと緊張した。いつものタイムより速かった気がする」と話した。(狩野樹理)